13:00-19:00 会期中無休
掛軸や表具の魅力をより多くの方々に知っていただくために作品を軸装する機会を持って欲しいと考えています。
今回は日本画家や書道家、5名の作家さんの作品を掛軸に仕立てました。
是非お越しください。
出品作家:
川上椰乃子
新城大地郎
中村寿生
森桃子
若山卓
We would like to share the timeless charm and cultural significance of hanging scrolls with a wider audience, we plan and curate this hanging scroll exhibition involving 5 artists ranging from Japanese painters and calligraphers.
Artists:
Yashinoko Kawakami
Daichiro Shinjo
Toshio Nakamura
Momoko Mori
Taku Wakayama
作家略歴:
川上 椰乃子
2018年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2020年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復日本画 修了
2023年 同大学院研究室博士課程 修了
現在、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復日本画研究室 教育研究助手
_______________________________________________________
新城 大地郎
2017 年 10 月 Playmountain Tokyo にて初個展「Surprise」
2018 年 TRUNK HOTEL ロビーのインスタレーション、 UNTITLED ART FAIR 2020 ( サンフランシスコ ) など
2022 年 沖縄宮古島に PALI GALLERY 開設
2024年 金沢21世紀美術館20周年記念展覧会「すべてのものとダンスを踊ってー共感のエコロジー」出展
________________________________________________________
中村 寿生
1969 年長野県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程(日本画)満期退学。2000年、茨城県に移住。
古民家に取り憑かれ、移築や再生の活動をはじめる。2004年、江戸時代の家に改修しながら住みはじめる。2006年、表装表具に興味をもち屏風、襖を作りはじめる。2008年、職を失い稲作をはじめる。2010年廃校になった中学校で表装表具の工房「草茅舎」をつくる。2011年、和紙の原料の楮の栽培活動をはじめる。古建築・和紙・表具をキーワードに活動中。
文間楮―利根町で育てる紙ノ木プロジェクト代表
文星芸術大学准教授
個展
1996 個展「集合形態からの一断片」〔フタバ画廊/銀座〕
1998 個展「安定—不安定」〔フタバ画廊/銀座〕
1999 個展〔GALLERIA ベリーニの丘ギャラリー/横浜〕
2000 個展「中村寿生回顧展 Works in end of the Cenyury(1997-1999)」
〔東京藝術大学大学美術館 陳列館/上野〕
2003 個展「中村寿生、民家建築と湾曲屏風。」〔かやの木ギャラリー東の倉及び母屋/茨城〕
2012 個展「天然素材の美しさ」〔OMONMA TENT/茨城〕
2018 個展「中村寿生。自画自賛」展〔OMONMA TENT/茨城〕
2019 個展「中村寿生の自画自賛」展〔森田画廊/銀座〕
グループ展
1999〜2002. META〔日本橋丸善〕
2000 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程研究発表展〔東京藝術大学大学美術館/上野〕
平面の可能性〔SK 画廊/高円寺〕
2002 (財)佐藤国際文化育英財団 10 周年記念美術展〔佐藤美術館/新宿〕
2004 METAⅡ〔神奈川県民ホール/横浜〕
2008 NEW TORADITIONS IN NIHONGA〔DILLON GALLERY/ニューヨーク〕
東京芸術大学日本画研究室作品展〔日本橋三越美術画廊/日本橋〕
2010 日本画展−高志の生紙を用いて〔越後門出和紙・高志の生紙工房ギャラリー/新潟〕
大きさの魅力—絵画・彫刻・インスタレーション〔佐久市近代美術館/長野〕
2012花鳥風月—四季によせる想い〔茨城県天心記念五浦美術館/茨城〕
2014 二人展(中村寿生・若山卓)〔数寄和/西荻窪・滋賀巡回〕
文間和紙に描く 20 人の掛軸展
〔越後門出和紙 高志の生紙工房ギャラリー/新潟・OMONMA TENT/ 茨城〕
2015 文星芸術大学教員展〔東武宇都宮百貨店/宇都宮〕
和を紡ぐ-和紙-展 〔FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/横浜〕
2016 7VECTORS 展〔創英ギャラリー/銀座〕開催(~22年)
2017 日本画のこれから〔数寄和/西荻窪・滋賀巡回〕
2018「麦の芽」展〔横浜高島屋/横浜〕
「五穀豊穣」展〔数寄和/西荻窪〕
2019「第5回宇都宮美術の現在展」〔宇都宮美術館/宇都宮〕
「福杯の宴」展2020・2021・2022・2023・2024〔morgenrot/南青山〕
2020「新春まんぷく!お年賀展」〔FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/横浜〕
2021「俊英作家による日本画展一期一絵」展〔大丸/京都・‘23東京〕
2023「絵、爛漫」展〔数寄和/西荻窪〕
2024天井画「瑞獣白花図」〔海珠山徳満寺本堂(地蔵堂)/利根町布川〕奉納
建築関係
2002〜3 かやの木ギャラリー東の倉(江戸期の米倉の改修に携わる)
2003〜 この頃から茨城県を中心に古民家の改修作業に参加する
2003〜4 友人Y邸の移築再生に携わる
2004 江戸期の庄屋住宅を改修、修繕し住み始める
2006 一畳敷の家「自灯庵」 天井画・襖制作
2007 下諏訪宿の町家改修、襖絵・杉戸絵制作
2009〜11日光泉福寺天井画(文星芸大)
2010 「和紙の部屋」羽根野公民館
2012 守谷K邸の和紙による内装
上野寛永寺「葵の間」障壁再生
2012〜14 日光二荒山神社中宮祠神楽殿前の間天井画プロジェクト(文星芸大)
2014 日蓮宗妙泉寺須弥壇を金箔押紙で装飾
2015 日光二荒山神社北岳南湖閣障壁再生プロジェクト(文星芸大)
2015 諏訪大社門前「神楽」内装施工
2016〜17 宇都宮宝蓮院天井画プロジェクト(文星芸大)
2016〜21足利古建築再生プロジェクト「和紙でくるむ家」(文星芸大)
2018〜21日光二荒山神社中宮祠神楽殿奥の間天井画プロジェクト(文星芸大)
2022〜 日光二荒山神社北岳南湖閣障壁再生プロジェクト「藍引き物語〜それはタネからはじまり和紙と出逢うものがたり」(文星芸大)
2022〜 足利古建築再生プロジェクト「漆和紙木(うるわしき)家」(文星芸大)
2024 天井画「瑞獣白花図」〔海珠山徳満寺本堂(地蔵堂)/利根町布川〕奉納
収蔵等:日蓮宗妙櫻寺、赤坂日枝神社、徳川美術館、(財)佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館、
佐久市近代美術館、東京藝術大学大学美術館、真言宗泉福寺、日光二荒山神社、真言宗宝蓮院、
真言宗海珠山徳満寺
_______________________________________________________
森 桃子
1977年生まれ
2001年 京都市立芸術大学制作展卒業制作(模写)山口賞
京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻(模写)卒業
2002年 松伯美術館花鳥画展 優秀賞
京都市立芸術大学大学院制作展(模写)奨励賞
日春展入選(同05、06、08~13、15、13年奨励賞)
2003年 京都市立芸術大学大学院制作展修了制作(模写)大学院市長賞・同窓会賞
京都市立芸術大学大学大学院美術研究科保存修復専攻保存修復修了
2006年 京都市立芸術大学大学大学院 美術研究科絵画専攻日本画修了
日展入選(同08,10,12,13,14,15,16,17,18,21,23,24年 14年日展京都展京都新聞社賞、15年特選)
個展(TOR GALLERY/神戸)
2009年 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻日本画領域単位取得退学
個展(石田大成社ホール・ICB/京都)
2010年 全関西美術展 ターレンス賞(12年第二席、15年第一席、18・19年サクラクレパス賞)
2014年 続 京都 日本画新展(美術館「えき」KYOTO同18年)
第2回郷さくら美術館桜花賞展
2016年 公募団体ベストセレクション美術2016
2017年 第1回新日春展入選(以降入選)
2019年 個展(GALLERY恵風/京都 同22年)
2020年 佐藤美術館第29回奨学生美術展 招待出品
京都日本画新展(同23年)
2023年 辻野宗一・森桃子二人展(村田画廊/京都)
Public collection:京都市立芸術大学・佐藤美術館・郷さくら美術館・京都銀行
_____________________________________________________
若山 卓
1976年 群馬県高崎市に生まれる
2004年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了
個展、グループ展多数
2017年 個展「つながっている感覚」/高崎高島屋(群馬)
2019~2020年 トップランナーⅢ/高崎市タワー美術館(群馬)
現在、林業・農業・在来馬飼育・松田マヨネーズ等に携わる