これまでに数寄和で仕立てた斉藤典彦の掛軸を中心に展示いたします。
先の「春待月にあそぼ」に続き、手漉きの和紙を活かした繊細で美しい色の魅力をお楽しみください。
斉藤典彦/Norihiko Saito
1957 神奈川県生まれ
1980 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1982 東京芸術大学大学院美術研究科修了
1985 東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程日本画満期退学
1994 文化庁作品買い上げ
1995 文化庁派遣在外研修員(イギリス・ロンドン、’95~’96)
現在 東京芸術大学日本画研究室 教授
主な個展
1984 ’84レスポワール展/銀座スルガ台画廊(東京)
1985 「博士課程研究発表展」/東京芸術大学大学会館(東京)
ワコール銀座アートスペース(東京)
1987 銀座スルガ台画廊(東京)
1990 大手町画廊(東京、’91)
1993 「Water Land―水について―」/森田画廊(東京、’97、’99、’01、’03、’05、’07、’09、’11)
1995 玉屋画廊(東京)
1998 潺画廊(東京)
1999 「Luminous:内なる光」/日本橋髙島屋(東京)・なんば(大阪)・横浜高島屋(神奈川)
2002 アートギャラリー閑々居(東京)
なか玄アート(東京、’04、’06、’08、’10)
ギャラリー尾形(福岡、’04、’06、’09、’10)
2003 高松天満屋(香川)
2005 広島市立大学芸術資料館(広島)
2006 「近江路」/数寄和大津(滋賀)
2007 アルスギャラリー(東京)
「きもちよくながれる」/平塚市美術館(神奈川)
2008 「斉藤典彦展」/数寄和(東京)
「古今にあそぶ」/数寄和大津(滋賀)・数寄和(東京)
2009 「斉藤典彦新作展」/数寄和(東京)
DILLON GALLERY(New York)
2012 「絹に描く 斉藤典彦展」/数寄和大津(滋賀)・数寄和(東京)
「斉藤典彦-山水を憶う-」/日本橋髙島屋(東京)
2015 「こまやま-浮遊の景色」/数寄和(東京)森田画廊(東京)
2017 「樹の聲・森の月夫」/数寄和(東京)
主なグループ展・受賞
1979 春季創画展/日本橋高島屋(東京・他、~’05、’88、’89、’90、’91春季展賞)
創画展/東京都美術館(東京・他、~’05、’89、’92、’93、’97創画会賞)
1983 神奈川県美術展で特別奨励賞(’84美術奨学会賞)
1989 山種美術館賞展(優秀賞)
1992 NEW VOICES/ベミジ大学タリーギャラリー他(アメリカ)
1993 ART IN JAPANESQUE―現代の「日本画」と「日本画」的イメージ/O美術館(東京)
現代絵画の一断面―「日本画」を越えて―/東京都美術館(東京)
1994 文化庁買上優秀美術作品披露展/日本芸術院(東京)
1998 「日本画」:純粋と越境―90年代の視点から/練馬区美術館(東京)
META展/日本橋丸善(東京、~’02)
2000 「日本画の100年展」/東京芸術大学大学美術館(東京)
「両洋の眼 現代の絵画展」/日本橋三越(東京・他、’01~’08、’05河北倫明賞)
2002 「日経日本画大賞展」/ニューオータニ美術館(東京、’04、’06、’08)
2003 「水を掬う、花を弄する。今日の作家展2003自然へのまなざし」/横浜市民ギャラリー(神奈川・他)
「絵画の現在」新潟県立万代島美術館開館記念展/新潟県立万代島美術館(新潟)
「現代の日本画―その冒険者たち」/岡崎市美術博物館(愛知)
2004 「超日本画宣言 かつて、それは日本画と呼ばれていた展」/練馬区美術館(東京)
2005 METAⅡ展/神奈川県民ホールギャラリー(神奈川、’07、’10、’11)
2006 現代「日本画」の展望―内と外のあいだで―/和歌山県立近代美術館(和歌山)
2007 「日本画―和紙の魅力を探る」/徳島県立近代美術館(徳島)
2008 「ma : NEW TRADITIONS IN NIHONGA」/DILLON GALLERY( New York)
タカシマヤ美術賞受賞
2009 開館25周年記念「芭蕉―新しみは俳諧の花」/柿衞文庫(兵庫)
2010 「日本画の新旗手たち展」/銀座スルガ台画廊(東京)
2011 「ARTIST in 湘南Ⅰ」/平塚市美術館(神奈川)
奇景展/東京国立近代美術館(東京)
2012 「墨と紙が生み出す美の世界」/徳島県立近代美術館(徳島)
2014 水墨最前線2014 ―尾長良範 斉藤典彦 山河全―/日本橋高島屋(東京)
作品収蔵
大原美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、新潟県立万代島美術館、練馬区立美術館
平塚市美術館、広島市立大学芸術資料館、山種美術館