日本画5人 新作展示

5月中旬に開催を予定していた「日本画5人展」の出展作品をご紹介しています。
ぜひご覧ください。

【出展作家】(五十音順 敬称略)
 石原 孟  小林 紗世子  杉山 佳  三橋 卓  森 桃子

作品に関するお問い合わせは、こちらよりご連絡ください。

石原 孟 ISHIHARA Tsutomu

1983 京都府生まれ
2008 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2010 東京藝術大学大学院美術研究科日本画修了
2013 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了(学位取得)
現在 東京藝術大学助教 創画会会員

2010 創画展 初入選 
(以後12年/奨励賞、13年、14年/創画会賞、15年16年/ 創画会賞)
2011 春季創画展 初入選 
(以後12年、13年/春季展賞、14年、15年、16年、17年/ 春季展賞)
2012 石原孟 個展 (ガレリアグラフィカbis,東京)
2013 石原孟 個展 (GALLERY TOMO,京都)
2017 石原孟 個展 (森田画廊,東京)
2018 石原孟 個展 (GALLERY TOMO,京都)
2019 然の会 (日本橋三越,東京)
小林 紗世子 KOBAYASHI Sayoko

▼制作について
「Geranium」を描いた時期が2020年3月〜5月頭で、不安定な状況の中、これを描くことで自分を保っていました。 小品は最近自分の頭を整理するために描くようになってきていて、 パソコンに溜まっていくキャッシュに似ている気がしています。
1989 埼⽟県に⽣まれる 2017 京都市⽴芸術⼤学⼤学院美術研究科博⼠(後期)課程⽇本画領域修了 現在、 神⼾芸術⼯科⼤学アート・クラフト学科 実習助⼿ 2014 続 京都⽇本画新展(以降2017、2018、2019 年出品) 2015 パリ国⽴⾼等美術学校交換留学 2016 碧い⽯⾒の芸術祭2015 第1 回⽯本正⽇本画⼤賞展 2018 京芸transmit program 2018    ART OSAKA 2018 2019 3331 ART FAIR
杉山 佳 SUGIYAMA Kei 

▼制作について
私の絵画制作における動機は、本来そこにあるべきものが存在しないことを意味する「不在」をテーマに、 具体的な対象=「存在」を描くことで間接的に立ち上がる、「観念としての対象」を想起させることにある。 具象とは、現実の物体をそれとわかるように表す美術のことであるが、私の絵画制作での試みは、具体的な対象を描きながら、 それとは別の、画面上に可視化しない対象がそこに居た余韻を表すことである。日本画の制作では、写生の重要性や、 対象と描き手の主従関係(対象が主、描き手が従)を学んできたが、私はその外側に興味を持った。 人が関わった痕跡を描くことで、画面には登場しなくても、人が確実にそこにいた場面を切り取る。そこに「不在感」が生じる。 実在する、もしくは実在していた対象を描くことで、描かない存在を表すという、メタフィジカルな状態の絵画を成立させることが、 私の制作の狙いである。 また制作においては「見立て」の手法と、既存の芸術作品からの「引用(サンプリング)」を駆使して画面構成を行い、 作中の具体的な登場人物の「不在」を表している。 それはあくまで「ささやかな遊び」としての企てであり、日本文化に見られる「形式の借用」の域を出ない。
1988 奈良県出身 2011 東京藝術大学美術学部絵画科日本画入学 2015 東京藝術大学美術学部卒業 同大学大学院日本画入学 2017 東京藝術大学修士課程修了 同大学美術研究科博士後期課程美術専攻日本画入学 2020 東京藝術大学美術研究科博士後期課程美術専攻日本画領域修了    博士号(美術)取得 博士論文『不在』 2015 卒業制作(東京都美術館)台東区長賞、サロン・ド・プランタン賞、平成芸術賞     素描展(東京藝大陳列館)以後16年、17年、18年 2016 松柏日本画大賞展(松柏美術館) 優秀賞    三國G展 (ソウル大学) 2017 修了制作(東京藝大大学美術館)東京藝大美術館買い上げ賞、平山郁夫奨学金    守谷育英会奨学金(以後18年)    創画展(東京都美術館) 入選(以後18年)    全国美術・教育リサーチプロジェクト(東京藝術大学大学美術館) 2018 桃源郷芸術祭2018(茨城県天心記念五浦美術館)    春季創画展(西武池袋)初入選 (以後19年)    佐藤国際文化育英財団 第28期奨学生    創画会東京研究会 第22回 夏の会(ギャラリー青羅)    MITUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭2018(日本橋三越)    日本画第一研究室発表展(東京藝大陳列館)    日本画三人展(アートスペース羅針盤) 2019 レスポワール展 個展(銀座スルガ台画廊)    春季創画展 春季展賞    HOME 個展 (京都ギャラリー北野)    なつのにわ 二人展(ギャラリー子の星)    日本画三人展 (数寄和)    東京藝術大学博士審査展(東京藝術大学大学美術館) 2020 杉山佳 個展(アートスペース羅針盤)
三橋 卓 MITSUHASHI Taku

▼制作について
モチーフの意味や、技法、素材などを断絶的に組み合わせることで生まれる空間やイメージを、作品を眺めながら感じていただけたらと思います。
1987 京都市生まれ 2013 京都市立芸術大学修士課程絵画専攻日本画修了 現在 京都市立芸術大学講師 2011 第38回創画展 奨励賞(同2012,2014) 2012 第一回景聴園(同時代ギャラリー / 京都)    第38回京都春季創画展 春季展賞(同2014) 2013 第5回京都日本画新展 大賞(美術館「えき」KYOTO / 京都)    第二回景聴園(みやこめっせ / 京都) 2015 第三回景聴園 景聴園 × 旧木下家住宅(旧木下家住宅 / 兵庫) 2016 山種美術館日本画アワード 2016(山種美術館 / 東京)    個展「茶話会trip」(ギャラリー恵風/京都)    第一回石本正日本画大賞展 準大賞    第43回創画展 創画会賞 2017 第四回景聴園(gallery main,LUMEN gallery / 京都)    個展「focus」(ギャラリーヒルゲート/京都) 2018 京都市芸術新人賞    ART町家STAY –生活のツヤとアク−(小田原町町家/京都)    現代の日本画-世代をつなぐ-(ギャラリーヒルゲート/京都)同2020     個展「あわせ/かさね」(ギャラリー恵風/京都) 2019 京都府新鋭選抜展(京都文化博物館/京都)同2020    いまのいま –見渡す絵画−(兵庫県立美術館別館原田の森ギャラリー/兵庫)    原三渓没後80周年記念 三溪園と日本画の作家たち(国指定名勝三渓園鶴翔閣/神奈川)    絵画と俳句とそのあいだ(柴田悦子画廊/東京)    個展「向こう側とその間」(ギャラリーヒルゲート/京都) 2020 開校140周年記念 京都府画学校への道(京都市学校歴史博物館/京都)     他グループ展多数     パブリックコレクション 浜田市立石正美術館(島根)
森 桃子 MORI Momoko

▼制作について
いつもの春が、新型コロナの影響で徐々にいつもと違って感じられるようになっていく日々のなか、 まだ開いていた植物園や公園などで取材をしました。 「息継ぎ」は池の中に生える木に惹かれ写生をしましたが、 池を泳ぐ亀がひょっこりと頭をだした様子に緊張していた心がほぐれました。 「淡染」のコバノミツバツツジと「蕾綻」の牡丹は、毎年いつ咲くのかと心待ちにしています。 いつもと変わらぬ春の訪れにほっとするとともに、今年はとりわけ有難く思いました。 外出が難しかった今年の春の移ろいを楽しんでいただけたら幸いです。
  2001 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 日本画専攻 卒業  2003 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 保存修復専攻 保存修復 修了 2006 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 日本画 修了 2009 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 博士(後期)課程 美術専攻 日本画領域 単位取得退学   2002 松柏美術館 花鳥画展 優秀賞('07, '08入選)    日春展(`05,`06,`08~`12,`13奨励賞,`15) 2003 京都市立芸術大学大学院 修了模写 大学院市長賞・同窓会賞 2005 京展(同`06~08) 2006 日展(`08`10`12`13)    2008 佐藤美術館学生美術展  2009 個展(石田大成社/京都) 2010 青塔社入会    全関西展 ターレンス賞(`12第二席,`15第一席,`18`19サクラクレパス賞) 2011 日本画きのう京あす展 2012 CRIA展(京都芸術センター) 2014 改組新第1回日展 入選(日展京都展京都新聞賞,`15特選,`16無鑑査,`17,`18)    第1回続「京都 日本画新展」(`18第5回,`20京都日本画新展2020)    第2回郷さくら美術館 桜花賞展 2016 青晴会 (`17,`18横浜・大阪・京都高島屋,`19 大阪・新宿高島屋,`20 大阪・日本橋高島屋予定)    公募団体ベストセレクション美術2016    絹と遊ぶ展 職人尽くし展(数寄和大津 / 滋賀) 2017 第1回新日春展 入選(`18, `19)    京都市立芸術大学の仲間たち展(数寄和)    麦の芽-日本画小品展-(横浜高島屋・数寄和)   2018 第20回記念雪梁舎フィレンツェ賞展 入選    「年末年始に飾る絵画」展(数寄和) 2019 京都 日本画新展in二条城~100人の画家・嵯峨野線を旅して~    個展 (ギャラリー恵風/京都)   「桃の節句」(数寄和)    Christmas selection 2019 Advent Calendar(ギャラリー恵風/京都)  他公募展・展覧会・グループ展多数   public collection 京都市立芸術大学,佐藤国際美術財団,京都銀行,郷さくら美術展