3/15//2009  数寄和大津 近辺情報

太鼓の音とヨシ松明に彩られた瀬田川

■ 春を呼ぶ風物詩びわ湖開き。
夜には、琵琶湖のヨシの松明が湖岸7ヵ所で一斉に点火されました。
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唐橋を渡っていると、太鼓の音が聴こえてきます。
ふと、見ると…
炎と太鼓の音に惹かれて…

 
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辺りは幻想的な雰囲気に包まれていました。
春の新芽の成長を促すために冬に刈り取られた葦。
松明の炎が燃え盛り、水面を美しく照らしていました。

 
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平成2年から行われてきた、この行事。
大津市7か所は、真野、堅田、雄琴、下阪本、膳所、晴嵐、瀬田南のようです。約3km、約500本と見ごたえございますので、ぜひ、いつかご覧ください。

葦原は、野鳥や魚たちの住処であり、自然浄化作用があります。琵琶湖の水の浄化にも役立っています。

さてこのヨシ。
日本では、稲刈りの後に芦刈が行われ、各地の風物詩となっていたようです。


 
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数学、物理学、哲学者でもあったフランスのパスカル。
断片集「パンセ」の中では、「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でもいちばん弱いものだ。だが、それは考える葦である。」という有名な言葉を残しています。

(あ)