瀬田川
せたがわ。勢多川。瀬田川。漢字を意識しない年齢の頃から、わたしは、せたがわと よびました。幼いころの記憶の中。瀬田の唐橋は、歩道と車道が分かれていませんでした。走る車をおっかなく思いながら、橋を渡りました。瀬田川で、父は泳いだと聞きました。瀬田川で、兄は大きな亀を拾ってきました。ボート。学生レガッタ(原動機のない船を使った、複数の人数によるボートレース競技)で、有名な瀬田川。子供のころ、京阪唐橋前の方からやってきた人に聞かれました。…瀬田川はどこですか?ここですか???中之島で少しの間だけ、2つに分かれている瀬田川です。瀬田の唐橋西詰から見える細い方を指差し、これが瀬田川ですか?と、半信半疑で聞きなおされました。えっ!!と聞きなおされた私が逆に驚きました!!もちろん、此処も瀬田川です。此処は瀬田川の一部です。此処は!!大きいのですよ。瀬田川は!だって、日本一大きな湖から、唯一流れ出す川ですから。瀬田川、宇治川、淀川と名前を変えて大阪湾に流れ込みます。 滋賀・京都・大阪を流れるのです。瀬田川は、すごーいのです。私の最も愛する川ですから。(勢多姫)
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さざ波が光って美しい川。
そう、瀬田川のことです。