ブルー、ブルー、そして…あおいきゅう。
空気と光と友人の愛。これさえあれば…大丈夫!…やっぱり、水もほしいな…そして、美しいもの。先回のゲーテの光と色彩の記事を書きながら、ふと、ある詩が浮かびました。谷川俊太郎の「生きる」。書いてみました。書に必要な、筆、紙、墨。そして、水。白黒の書の世界。光と闇。いろんなことが、心に浮かびます。…闇っていう字はどうして、音を囲っているんだろう?暗いは日と音。音と光の関係。音色という素敵なことばが浮かんで、なんだかホット一息…。闇・暗闇とは光の届かない周囲全体が、黒またはそれに近い色に包まれた状態の事であるとのこと。科学においての、闇とは周囲と比べて光の量が少ない状態を指すそうです。影とは、物体や人などが、光の進行を遮る結果、壁や地面にできる暗い領域であり、闇とは違います。絵具などで暗闇を作り出す場合には、理論上、3つの原色、または原色を組み合わせて作られた色(二次色といいます)を3つ混ぜることにより、電磁波のなかで人間の目で見える波長のもの(可視光といいます)をよく吸収する黒を作ることが可能であるとのこと。このとき混色によって成立した色の透明性が高いと、黒い色よりも暗い色ができます。混色によって成立した黒は、単一の黒色の色素よって成立した色、つまり、墨(炭素)などより漆黒度が低いとのことです。光と闇。どう表現しましょう…。此処に展示させていただいた作品の数々。如月(きさらぎ)は、寒さで、着物を重ねることから「着更着」。一方、気候が陽気になるとの意で、「気更来」・「息更来」。草木が生え始めるの意で「生更木」などの諸説があるようです。季節は冬でも、作品の色から、あたたかい空間となった「はるのゑ」展。この季節、いつも思い出します。春は、どこからやってくるのでしょう。…そう、音色です。音から、色から、あたたかさが伝わってきます。(にこ)
ところで、この詩を書きながら、呼吸とリズム、間についても考えます。息を吸うこと、吐くこと。規則正しいリズムです。この規則ただしい呼吸の上に、生命体の存在があります。人の体には、お水が7割ぐらい。すごい量のお水があります。あおい球には、海が7割ぐらいあるそうで、なんだか不思議な偶然です。…進化の過程を思うとき、意味深く、そして興味深いと感じます。(…不思議な偶然。…リズムがどこかで、あっていた…ということでしょうか。…そうか。…あおいきゅうだから、あったということですね。)(あ)
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あおーい、そら。
そして地球はあおいきゅう。