1/21//2009  数寄和大津 近辺情報

おすすめの絵本 10冊

■ 地元の読売新聞さんが、記事を載せてくださいました。
今の仕事と結びついている本…。
せっかくなので、すきわ草子で紹介します。
…そして絵本10冊を選んでみました!

記者の方から、お話を伺ったときに、浮かんだ本はたくさんありました。
織の本、手仕事の本、紙の本など。図録もあります。
折角の新聞の記事です。年齢を問わず、多くの方に楽しんでもらえるのなら、お勧めは絵本だと思いました。
生きていくのに必要なものって?…なんだと思いますか?
食べ物と仲間と、そして芸術があれば、辛い時も…長い人生にはおそらく誰にでもある冬の季節も…きっと乗り越えられると思います。

「フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし」
レオ・レオニ作 谷川俊太郎訳
季節は冬。ぜひ、のねずみの詩人と出会ってください。

 
bin012101.jpg

 

他にも、好きな絵本が浮かびました。せっかくなので…

同じくレオ・レオニの「おんがくねずみジェラルディン」
このお話も芸術(音楽)との出会いと芸術の素晴らしさがかかれています。
…らしく生きていくには、仲間と食べ物と芸術はとても大切なものだと思います。

「神の道化師」トミー・デ・パオラ作
このお話が好きで、図をおこし、織ったことがあります。
この頃は糸が好きで、毛糸とも随分あそんでもらいました。

「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン作
このお話は無償の愛について考えさせられます。

「トランキラ・トランペルトロイ―がんばりやのかめ 」ミヒャエル・エンデ作
今展の鑑真和上は、心打たれた言葉を発した長屋王の子どもに、日本で迎えられたようです。
…ご紹介しているお話は猛獣の王の結婚のお祝いに自分も行くと決心したカメさんが次の王の結婚式に間に合ったお話です。
やはり私の大好きなカメさんは、たくましくてプラス思考なのです。

「戦火のなかの子どもたち」いわさきちひろ作
ちひろさん、最後の作品のようです。
絵から子どもの気持ちがひしひしと伝わってきます。


絵本には、絵があり、おはなしがあります。そして幼いこどもから大人までと楽しめます。なんだか、素敵ですね。

良い機会を与えてくださった読売新聞の記者様、どうもありがとうございました!(あ)

 
bin012201.jpg

 

まだまだ、紹介したい!

「くつくつあるけ」林明子作
なんだか好きです。人って立って歩き出して…考えただけでワクワクする私には、素敵な絵本です。

「おじさんのかさ」佐野洋子作
たいせつなもの。どう付き合うのがたいせつにしていること?
…数寄和で絵と出会った人へ
ぜひ、飾ってくださいね。

「くまのコールテンくん」ドン・フリーマン作
…出会いって、素晴らしい!!くまさんってかわいい!!

「はっぴぃさん」荒井良二作
2003年発行のこの本の存在を知ったのは昨年です。それまで以上に幸せについて考えるようになるきっかけとなった絵本です。
人って、自分のことは知っているようで実はあまり解っていないのかも知れません。心の声を話せる相手がいて、自分の知らない自分を見ていてくれたら…内の眼と外の眼の存在。
(そういうと、母親の目に自分の姿を確認した憶えは誰にでもあると思います。)
光の中の景色がより美しく見えるということは…やっぱりハッピーなことなんだろうな…と最近の私の幸せの捉え方です。


それぞれの主人公が、生き生きとしていて…もっともっと生き生きしていきます。私も楽しく生きようとエネルギーをもらえます。やっぱり、絵本ってすてきですね!!(あ)