12/25//2008  数寄和大津 近辺情報

節句

■ 古くは節日(せちにち)と言い、節日には朝廷において節会と呼ばれる宴会が開かれたそうです。
関田比佐子版画作品「おひなさま」
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今日は、クリスマス。
もう7つ寝るとお正月です。
日本では旧暦1月を睦月(むつき)と呼びました。
現在では新暦1月の別名としても使っています。
睦月という名前の由来は、親族一同集って宴をする睦び月(むつびつき)の意があるようです。




さて、節句(節供)ですが、元は中国大陸から伝わった暦の上の風習のものであり、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日のことです。生活に合わせて節日が伝わっていったようです。

江戸時代。そのうちの5つを幕府が公的な行事・祝日として定めたのが五節句です。
1.人日(じんじつ) 1月7日 七草
2.上巳(じょうしorじょうみ) 3月3日 桃の節句、雛祭り
3.端午(たんご) 5月5日菖蒲の節句
4.七夕(しちせきorたなばた) 7月7日 たなばた、星祭り
5.重陽(ちょうよう) 9月9日、菊の節句

睦月の節句には七草粥。弥生の節句には雛あられや三色団子。皐月には粽や柏餅。文月には素麺。長月には栗ご飯など。このように食し、楽しく宴をなされる御家もやはり多いことと思います。

楽しみの一つに、絵をどうぞ。あ