立ち寄りたいところ
数寄和大津が開廊して、はや2年半がたちました。滋賀には、落ち着ける空間がたくさんあります。茶室「夕照庵」は、美術館へ足を運ばれたお若い方が、茶を愉しむのに良い場所だと思います。文明開化の時代、おそらく外国人の方々に茶を飲んでもらう目的で考案された椅子とテーブルを用いた点前を立礼(りゅうれい)とよびます。滋賀の文化ゾーンである此処も立礼(りゅうれい)式です。日本庭園を観ながら、気軽に茶を愉しめます。よくお尋ねいただく数寄和という屋号。数寄は好きのことです。風流の道を好み、これにたずさわる人を数寄者と言います。茶数寄、歌数寄など、聞かれたこともおありかと思います。現代の生活のなかに溶け込む風流を考察しながら、風流の道と風流を好む方々と和(輪)を大切にしたいと願っております。どうぞ、宜しくお願いいたします。 麻田
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滋賀県立県立近代美術館、滋賀県立図書館、滋賀県立埋蔵文化財センター、茶室「夕照庵」、日本庭園「夕照の庭」等があります。