世界の捉え方
最近、スーザン・ソンタグの「写真論」という本を読んでいます。世の中の美しいモノとは何なのか?人とはどんな生き物なのか?写真家がそれぞれの観点で世の中に存在する様々なモノ、人、動物のコレクションを作って世界の断片図を作る。流動する世界の一瞬をシャープに抜き取る作業。それを観ることで人々は自分では見えていなかった観点で世界を知り、世界観を広げることが出来るのだろう。それに対し、絵という表現方法にはもう少し柔軟性があるように思える。画家の解釈や素材というもので、世界は360度回転する。だからこそ面白いのかもしれない。皆さんも数寄和に足を運んで、ぐるぐる世界を回してみましょう!M
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人はそれぞれ異なる媒体を使って捉えた世界を再現します。