電車に乗って
京阪電車は、二両編成の小さな電車。靴を脱いで、後ろ向きに座ります。花の匂いも、木々の香りも身近でした。子どもの頃。子どもの頃の時間。ゆったりとした時間。半分、眠たくなるような、あったかいじかん。時々、作家さんや友だちのブログを拝見。拝見しながら、子どもの頃のゆったりした時間を過ごします。この間、よもやま解体新書にかかれていた鎌倉も小さな電車があったような、、、心細い記憶があらわれました。鎌倉の大仏様。なかなか色んな経験を積まれた仏様らしいです。修業なされたというべきでしょうか。山下和也さんの作品「普賢新生菩薩」は、今年の夏に観せていただいた仏様。数寄和の常連さんと、仏像(彫刻)だったら沢山の手をどうジョイントするか考えないと困る訳だから、このバランス感覚で描かれた仏画、おそらく沢山の手をどのようにジョイントするかを熟考しておられるのでしょうねと話しあった記憶が蘇りました。鎌倉の大仏様。光がたんと入り、外(空-そら-)の景色が見える、背中に在るふたつの窓。内と外を繋いでいるふたつの窓を観てみたいですね。いつか、花の匂いや木々の香りのする電車に乗って行きたいなと思います。(あ)
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思い出します、子どもの頃。
京阪電車は、風景の中を走ります。