11/5//2008  数寄和大津 近辺情報

ことば 再考

■ よだかの星。
鷹に名前を変えるように言われ、考えたあげく空への旅へ。
よだかがよだかであることについて考えてみました。
橋を渡ると
>> 橋を渡ると (75.77KB)

宮沢賢治の童話を読むと、辛くなることがあります。
よだかの星。
名前を変えるぐらいなら、、、と、空へと旅立つよだか。
銀河鉄道の夜。
本当の、本当の、神様を求めて止まない旅。

宮沢賢治という人は、なんと透明なひとだったのでしょう。
求道すでに道である。と言い、農業を教えるという先生の立場を止め、自ら農業を実践します。
身体の弱かった賢治と寒い東北の気候。
宮沢賢治というひとは、絵を描いたり、音楽をやったり、劇を皆でやったり、、、豊かな実践者だったように思います。

透きとおった詩と透きとおった童話が残っています。
もう一度、読んでみたいと思います。(あ)