数寄和の常設展終了しました。さらに、続いています。
地球の上に、どれだけの建物があるのでしょう。美術館。寺院。学校。病院。ホテル。料亭。家、、、等など。公共的なものから、私的なものまで、建てられたり、壊されたり、直されたり、、、、。日々、建物も生死の繰り返しですね。建物ごとに壁があります。壁には、絵があればいいですね。それも飛びっきりその場にあった素敵な絵。例えば、学校の音楽室では、音楽を学ぶ道具だけではなく、音楽家の肖像画。初めて触れる音楽の入り口には、音の良い楽器が揃っていて欲しいものです。これも、難しいのが現状かも知れません。ましてや、肖像画。必要?と思われるかも知れません。子どもだった頃を思い出してみてください。レコードを聴きながら、音楽家の肖像画を観ながら、このヒトの創った音楽なんだ!って思ったものです。病院の壁に絵があれば、いいな、、、と思います。寒い日にも、外の景色に触れられるような絵。観たいときに観られる絵。心の温まる絵。家の壁に絵があれば、いいな、、、と思います。そこの御家らしい絵。子どもにみせたい絵を飾ってみませんか。子どもと一緒に観たい絵。ご家族で楽しみたい絵を飾ってみませんか。家族で一緒に観たい絵。お一人で楽しみたい絵を飾ってみませんか。一人で観たい絵。寒い日に風景を感じる絵はどんな人にも良い作用があると思います。人物も楽しいですね。色んな絵があります。貴方のご家庭に合った絵を探してみてください。宜しければ、数寄和にご相談ください。額装、軸装もどうぞお気軽にご相談ください。若山卓さんの昨年の烏を観た人が、「烏と聴いていて心配していましたが、優しい烏ですね。」と言われました。若山さんの烏への愛情が優しい絵となっています。烏の印象は、人それぞれですが、色んな情報から、良い印象が減っている烏の存在があります。身内が入院していたときに、烏を見ると、何となく怖かった覚えがあります。若山卓さんの烏の絵の展示から、常連さんと童謡「七つの子」ほど優しい歌は無いと笑いながら話しました。この夏は若山卓さんの初個展でした。数寄和大津でも出会いの沢山あった展覧会でした。若山卓さんのブログから、さらに、続くものを一杯感じることができました。新聞の記事を拝見して、肖像画ではありませんが、この人がカラスを描いた若山さんなんだ!と思います。「カラスときこり」http://wakayamataku.gunmablog.net/清野圭一先生の蓮。余白の美。空間が、もっと伸びていこうとする蓮の生命力を感じさせます。生きている中で、好きなものが増えていったら、嬉しいですね。絵が入り口になるかも知れません。
数寄和大津の次回の展覧会は三輪真先生の個展です。10月18日〜11月3日までとなっております。少しの遠出も楽しい季節です。足をお運びいただけると幸いです。只今、本社で開催中です。(あ)
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清野圭一先生の蓮。
絵が、数寄和大津の白い壁面を、より清らかな印象の壁面にしました。