7/31//2008  スタッフだより

私はクジラが観たいです。そして唄が聴きたいです。

■ 若山卓さんの記事を拝読しながら、、、、そういうと、C.W.ニコルさんのCDを持っていたことに気づきました。大津展に来られたときに聴いてください。
bin073101.jpg


(空の好きな友だちがいた。
あおい海の色について話し出したら、
空の青が好き!と言った。
空の青。
あおい海。

クジラはどんな色の海が好きなんだろう?)


鳥の大好きな若山さん。若山さんは空が好きなんでしょうね!
私は、クジラや亀が好きですが、、、、空も好きです!

(あおい、あおい空。
カタチを変えながら色んな雲が浮いている空。)

この間の大雨のときの事です。
細長くゆっくり進んでいく灰色の雲を見ながら、龍だ!と思いました。
昔話。、、、龍宮城に亀とは何だか不思議ですよね。、、、(龍と亀!!)
人々の空想の力が、天空へと、そして海の底へと広がっていったのですね。




 
bin080101.jpg

動物が書かれている本の中で幼い頃印象的だったのは、「子鹿物語」です。ご存知ですか?
この本のテーマのように、人以外の動物と共存共生することの難しさは、ずっと続いてきたし、ずっと続いていくのでしょう。
私個人も一緒に暮らす亀さんを、家族というのはキレイゴトで、、、やはりペットとしています。そのへんの痛みみたい感覚も、年々鈍感になりました。難しいですね、、、。可愛い!とか、好き!とか、、、それだけではないから、、、難しいと思ってしまいます。
動物が主人公の本では、「くまの子ウーフ」神沢利子作が大好き!!です。
このお話、何考えているのかな?と思う子どもの??の気持ちが解ってきます。私も子ども時代があったからですね。そして、今も子どもの心を忘れずに持っているうちのスタッフや若い作家に、内在するウーフ(??を持ち、??について考え、、、??を!!にする力)を垣間見ては楽しんでいます。
「子鹿物語」を思い出しながら、子ども時代の読書のなかで、挿絵の役割の大きさについて考えました。行ったことのない場所、見た事のないものを、そして登場人物の心の動きを理解するために、なんと助けていてくれたことか!絵描きさんは凄いのです。

いよいよ8月。ギャラリートークが楽しみです。
若山さん、山下さん、宜しくお願い致します!(A)