7/26//2008  数寄和大津 近辺情報

新聞を読むと認識が深まります。

■ 今週の京都新聞に、関わりの大変深い方々、お二人の記事がありました。嬉しかったので少しご紹介します。
ソプラノ歌手の柱本めぐみさん。
民族楽器奏者のロビン・ロイドさん。

瀬田の唐橋 7月25日撮影
>> 瀬田の唐橋 7月25日撮影 (202.17KB)

ロビン・ロイドさんについてはこのブログで2回ほど、ご紹介させて頂いております。
「数寄の宴」では、先生の尺八の演奏をお越しいただいた皆さんで聴く事が出来ました。
先生は老人ホームなどへ行かれ音楽・音楽療法を使ってコミュニケーションされます。
沢山の楽器の中に日本の民族楽器である尺八も入れて出向かれます。

想像してみてください。
年を経て、自分なりの価値観が出来ている人にとって、初めて出会う人とコミュニケーションをとる事が結構難しかったりすることを想像してください。
ついこの間まで、自分を良く知っていて当たり前のように話を聞いたり、聞かされたりする人がなくなった人にとっては、外の世界に興味を持つのは大変難しいという事を想像してみてください。
何もかもに興味を持って、初めて会う人との空間に知らないうちに溶け込む力がある元気な人は、楽しいと感じるかも知れません。
もちろん人と関わるのは楽しいことです。もちろん生きているのは楽しいことです。でも、そうでない気持ちの時もあると思います。

ロビン先生は音楽には力があると言われます。
音楽の力を信じましょうと言われます。
今回新聞の記事を読むと、ロビン先生は、言葉の力を信じてコミュニケーションをしようと思って居られるようです。
本が9月に出版されるようです。楽しみです。
ロビン・ロイド先生のホームページ
http://www.robbin-muse.info/

柱本めぐみさんの歌を聴いて鳥肌が立ったことがあります。
音感の良さが尋常でないのです。此処でこの声(音)!!曲(音楽)の盛り上がりでソプラノ歌手の先生がピタッと来る出かたをされて感動します。素晴らしいです。
柱本めぐみ先生が、以前から福祉施設に行かれていることは知っていました。
先生は、ホスピスでコンサートをされるようです。
音楽の力、歌の力を信じている先生です。歌には言葉もあります。音楽と言葉が手をつないだ歌によってのコミュニケーションです。

魅力的なお二人の存在を新聞の記事で再確認させて頂きました。
京都新聞さん、有難うございます。

2年前、京都新聞さんが数寄和大津の開廊を記事にして下さいました。
その記事を大切に保管しておいて此方に1年後お越しになられた方々がいらしゃいました。

新聞の力は偉大です。
たくさんの新聞の方々にお世話になっております。それぞれの新聞 の読者が、記事を通して数寄和大津の存在を知ってくださいました。新聞社のかたがた、そして、記事を読んで足を運んで下さった方々、有難うございます。
足をこれから運ぼうとされている方々、お待ちしております。

どうぞこれからも良い記事を書いて楽しませてください。(A)