ほとけさまといのち そしてカタチ
法事の為、お寺に行きました。仏様(仏像)と向き合いながら、この目の前に在る仏様がカタチとして存在するには、今はこの世に居られない仏師や、この世に今は居られないけれどその昔仏様がカタチとしてある事を望んだ人がたしかに居られた、、この事に思いを馳せました。たいそう穏やかにみえる仏様のお顔です。鬼貫の句が今の私の心にしっくりときましたので、千鳥うちわに書きました。数寄和の今年の夏の展覧会は若山卓「像かたち)」です。☆カラスときこり(若山卓先生のブログ)http://wakayamataku.gunmablog.net/DMに出てくる「破損仏」については只今調べています。展覧会の入り口として作成しております資料で拙い内容となりますが、少しはお知らせ出来たらよいな、、、と思っております。
参考出品作品「普賢新生菩薩」は山下和也先生のオリジナルの仏画です。山下和也先生のご紹介です。大学で4年間平安仏画や中国山水画等の模写を行い、日本絵画の古典技法を基礎に制作されている作家さんです。模写とオリジナルの存在を自身の作品や展示によって再考しながら作品制作を行っておられます。運筆を活かしてライブペインティングも行われます。ブログよもやま解体新書の記事を読むと大阪ご出身であり滋賀在住の作家さんである事がわかります。☆よもやま解体新書(山下和也先生ブログ)http://blog.goo.ne.jp/kazuyajack/
「像(かたち)」は数寄和大津では8月17日から始まります。お二人のギャラリートーク「良い絵とは?」もこの日にあります。トークタイトルから少し離れますが、時間があれば私から質問したいと思います。若山先生には、生命の輝きや魂の言わんとするところ、、、カタチとなるところについてお聞きしたいと思っています。山下先生にはオリジナルの仏様を描かれることについてお聞きできれば、、、と考えております。時間があれば、、、どうぞ宜しくお願いします!(A)
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「東の芭蕉・西の鬼貫」と称された鬼貫(おにつら)の句を天来書院さん発行の「花の詩」でみつけました。