7/2//2008  スタッフだより

夜空。見上げると月、星、、、そして、地球。

■ 「名月はふたつ過ぎても瀬田の月 芭蕉」(閏月のためらしいです。)
皆さん御存知のように、十五夜とは満月を鑑賞する行事です。十五夜の月(旧暦八月十五日)と約1ヶ月後の十三夜の月(旧暦 九月十三日)の二つの月を観ることが日本独自の風習だと言われます。
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十五夜は別名「芋名月」。十三夜は「「栗名月」「豆名月」「小麦の名月」等と呼ばれるようです。来年(豊作か凶作か?)をこの日の天気で占う習慣があったようです。
十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対して、「十三夜に曇り無し」という言葉もありますように、十三夜は晴れることが多いようです。
今年の十三夜は10月11日土曜日らしいです。
晴れたらいいですね。美しい月が観れます。来年、豊作です!

 
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龍安寺には、有名な石庭があります。庭にある15個の石。庭をどこから眺めても、1個か2個は他の石に隠れて見えないようです。東洋では、十五夜(満月)から15を「完全」、15に一つ足りない14は「不完全さ」を表すとされているようです。
また、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想が日本にはあり、建造物をわざと不完全なままにしておくことがあるようです。
、、、奥深い話です。

地面から、すくっと伸びた紫陽花。
生き生きとしています。瑞々しく美しいです。

もうすぐ、七夕。晴れるでしょうか?(A)