6/11//2008  スタッフだより

愛のフランス詩集

■ 今展の作品は、天来書院様発行の「愛のフランス詩集 作品に書きたい言葉」から、書家の先生方によって言葉が選ばれ書かれています。吉田加南子先生の編訳によるものです。
瀬田の唐橋
>> 瀬田の唐橋 (222.09KB)

詳しくは天来書院様のホームページの展覧会情報をご覧下さい。
http://www.shodo.co.jp/tenrai/news/news03.html
(本の画像をクリックすると詳細がわかります。)

この素敵な本を手に取っては、「この言葉を書いてみよう!」と書き始めます。
書いてみると、詩全体とは違ったイメージになります。
展覧会のサブタイトルである「書を遊ぶ 詩を愉しむ」を実行しています。楽しいです!
詩人でもある吉田加南子先生の言葉に対する誠実な姿勢を感じます。
展覧会中は数寄和でも販売させていただいております。
ぜひ、お手元に置いて下さい。

天来書院様のブログ「酔中夢書」をご覧頂いた方にご参考までに、、、京都からお越しいただくと「石山(いしやま)」の一つ前に「膳所(ぜぜ)」という駅名があります。膳所の意味としては、「お膳を用意する所」らしいです。大津は、天智天皇が都とした時期がありました。つまり、、、膳所は、魚介類を朝廷の食膳に納める所でした。
百人一首「朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれ渡る瀬々の網代木(あじろぎ) 権中納言定頼」という歌から解る様に、昔は「瀬々(せぜ)」と読んでいましたが、時を経て「ぜぜ」と濁るようになったようです。
ブログ「酔中夢書」では、滋賀を3回に渡り、ご紹介頂いております。ぜひ、ご覧ください。
(比田井和子様、有難うございます!)

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