6/7//2008  スタッフだより

比田井社長ご夫妻が来廊されました!

■ 本日は「愛のフランス詩集」を出版した天来書院の比田井社長ご夫妻が来廊されました。
今展はこの刊行を記念して行なわれております。

比田井社長ご夫妻、2階にて作品をバックに
>> 比田井社長ご夫妻、2階にて作品をバックに (151.24KB)

とても素敵なお二人。
大津には初めて来られたそうで、
「フランス詩を書くー書を遊ぶ 詩を愉しむ」大津展を堪能された後は、石山寺へと向われました。

ぜひ大津を満喫してください!

天来書院様のホームページ
http://www.shodo.co.jp/tenrai/

 
1階にて、臨川先生の解説に聞き入る
>> 1階にて、臨川先生の解説に聞き入る (198.14KB)


また、午前中には
出蔵臨川先生がいらっしゃいました。
新人スタッフの私にもわかりやすく、丁寧に書を鑑賞する時の楽しみ方や作品の見所を教えてくださいました。

 
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初めてお会いした私にもとても親切な臨川先生。
最後に、私の似顔絵に「一期一会」の書を添えてプレゼントしてくださいました。
実物よりも綺麗に描いてくださって、
ありがとうございます!

 

ちなみに「一期一会」という言葉、誰によるものか知っていますか?

「そもそも茶の交会は一期一会といいて、たとえば幾たび同じ主客と交会するも、今日の会は再び帰らざることを思えば、実にわれ一世一度の会なり」と井伊直弼が著した茶湯一会集に述べられているのが、この言葉の初出だと言われています。
一期とは人間の一生のことで、一会とはただの一度の出会いを言います。
出会いは只一度きりという刹那的な意味でなく、今日の出会いの大切さ、今という時にめぐり合った、因縁を大切にする心でもあるのです。

数寄和ももちろん、一期一会の精神を大切に、作品とお客様の出会いの場でありたいと思います。(K)