2/28//2008  数寄和大津 近辺情報

数寄和の仕事展はじまります。

■ 軸装、額装、手すきの紙、日本画と数寄和の仕事をご紹介する展覧会が3月1日から始まります。
3月30日には、巻物体験教室を開く予定をしております。
講師は三輪真先生です。
亀井武彦先生の作品
>> 亀井武彦先生の作品 (148.84KB)

「うつくしい忍耐をたのしむ」とかかれた亀井先生の作品。
この言葉について、搬入の日に若いスタッフから質問がありました。

「忍耐」というと耐え忍ぶことで、精神的に非常に厳しく、ついつい醜い言葉が口から出てしまいそうです。しかし、「うつくしい忍耐」です。
この作品を観ていると、かつて存在していた私の「美しい忍耐」を思い出しました。前にすきわ草子でお知らせしましたが、かつて私はクラリネットを吹いていました。
「この音楽の,この音は,どんなことがあっても良い音程で頑張って伸ばさなければ!!自分に出来得る限りの美しい音を長く出せるように!!」私の経験した「美しい忍耐」です。この忍耐は楽しめました!
人それぞれのうつくしい忍耐。うつくしい忍耐を感じられる人生は素敵だと思います。
現在の私はうつくしい忍耐を楽しんでいるだろうか?と自分に問いかけてみました。疑問です。(苦笑)

このような掛軸があると応援してもらっていたり、がんばろう!という気分になれると思います。どうですか?

☆お知らせ
数寄和大津に来てくれる地元の若手音楽家のマツタケダイスケさんが初のCDを出しました。
ピアノひきマツタケダイスケさんのブログ http://jiri2.jugem.jp/
CDでは美しく楽しいオリジナルの曲が聴けます。幸せな気分になります。
マツタケさんは、きっとうつくしい忍耐をたのしむ経験が沢山おありでしょう!!





 
左  三輪真先生の作品<br>右  森山知己先生の作品
>> 左 三輪真先生の作品<br>右 森山知己先生の作品 (125.59KB)

数寄和で展示させていただく日本画は、手すきの紙のよさを活かした表現の現代日本画です。
そして、現代の住環境に合った日本画作品です。現代の日本の建築、洋風の玄関やリビングにもあうと思います。

 
左 磯部光太郎先生の作品<br>右 清野圭一先生の作品
>> 左 磯部光太郎先生の作品<br>右 清野圭一先生の作品 (178.72KB)

手漉きの紙は自然からのいただきものです。
美しい水や楮や雁皮などの植物がないと出来ません。
手漉きの紙にはそれぞれ個性があります。
作家の方々は自分の表現に合った紙を捜し求めます。
それぞれの作家の方の要望と、紙漉き職人の技から、美しい手漉きの紙が生まれてきました。

たいへん発達した印刷技術でも再生しきれない手漉きの紙の肌の美しさ。
この手すきの紙には、紙漉き職人の「美しい忍耐」があります。植物の「美しい忍耐」も勿論あります。
作家の方々も、この「美しい忍耐」に触れ、感動し、創作意欲が掻き立てられることと思います。
そして、作家の作品制作のための「美しい忍耐」。

このような「美しい忍耐たち」から出来上がった1枚の画の作品。
観る私達から、多くの感動する心が生まれます。
ぜひとも「美しい忍耐」を、たのしみたいと思います。

どうぞ、皆さまご高覧ください。

☆お知らせ
巻物体験教室3月30日の予定です。
講師 三輪真先生
多摩美術大学院美術研究科絵画専攻日本画修了
   京都在住

ご興味のある方は数寄和大津までご連絡ください。