数寄和 大津の氏神様建部大社へ御参り。



今年も沢山の方とお出会いしたいとおもいます。
喜んでいただける企画が出来るように精進したいと思います。

鯉たちが当たり前のように境内の池で泳いでいました。
水があり、食べ物があり、鯉の生活環境が整っています。

上記の鯉たちの箇所に人々と入れ替えると、必要なものが増えます。
空気であったり、お金であったり、文化であったりします。

お金は何かを買うために必要です。買うべき何かがすでに形としてあれば必要でない時もあります。
文化・芸術はどうでしょう？
人にとって水や空気と同じように必要なものだと感じます。

人類の歴史を振り返ると、寒さや危険からいのちを守るために家を作る事が始まります。
窓をつくります。
窓の向こうに親しく懐かしいけれど、隔たりを持った世界があります。
窓の向こうに自分の知らない新しい世界が広がります。

亀井先生の子年にちなんだ掛物。願望を成就させてくれるという宝珠が描かれています。

それぞれの掛物を観ていると懐かしいものへと、新しいものへと世界の広がりを感じます。

掛軸寿展は20日までです。
皆さまのお越しをお待ちしております。