観えること 聴こえること
昨日は待望のマツタケダイスケさんのコンサートでした。やはりいつもの如く、ブログを拝見しました。マツタケさんのブログ☆una corda http://jiri2.jugem.jp/マツタケダイスケさんは、聴く事について触れておいでです。コンサート会場には、小さな子どもから、ご年配の方々までと、幅広い層の方々が一つの空間でマツタケダイスケさんの演奏を楽しむことが出来ました。小さいお子さんがピアノの演奏を1時間以上集中できるかと言うと大変難しいと思います。けれど、この日。コンサートを1回経験したことが、次、次と繋がり始めたのです!(素晴らしいではありませんか)コンサートへ行くのが当たり前の大人に育つことと、やはり、幼い子どもは無理と考え、2度と行かないでコンサートに行かない大人になるのとは全然違いますよね。この日のコンサートでは、最初、少しざわざわとした様子がありました。幼い子どもだけでなく、日頃、コンサート会場に慣れていない大人も多いはずです。コンサートって、日本では、歴史浅いのですから、当然ですよね?どうしてもプログラムを気にしたり、せきが出たり、、、など。演奏が始まり、、少しずつ、少しずつ、マツタケさんのピアノへと皆さんの耳が、気持ちが聴き入り口へ。それと同時にマツタケさんの演奏もどんどん集中して面白くなっていきました。聴くほうも面白くなって聴き入ります。コンサートは演奏者だけではなく、聴衆と一体になりつくられます。きっと、マツタケさんの日頃の精進がよいのでしょう。この日のコンサート、あたたかな空間でした。聴くこと、観ること、、、、。数寄和の展覧会も観る方々が、半分つくり上げていて下さいます。作家さんの次へのエネルギーになるような一言を言って下さる方々もたくさん来られます。美術館・ギャラリーの展覧会と、交流を楽しまれる市民の方々の展覧会との違いをまだまだお伝えしきれていなくて、カメラを出された方にお断りして、申し訳ないときがあります。作品に直接触りたい気持ちを無下にお断りするのも心苦しいことです。子どもの時から、美術館・ギャラリーに慣れて、美術品との触れ合い方を、御存知の方もおいでです。しかし、此方もコンサートと一緒で、歴史の浅い文化です。音楽・美術となると、人類と共にずっとあったのです。美術の新しい楽しみ方に慣れる為に、1回より2回、2回より3回、、、。美術館へ、ギャラリーへ足を運んでください。何故、このようにうるさくいうのですかとお聴きいただくと、音楽や絵のない人生より少しは豊かだからと思っているのではないのです。この辺が大切で、ぜひお伝えできればと思います。音楽や美術や文学には、力があります。人生を豊かにする力があります。美しい人生、彩りのある人生にする力があります。かの有名なチャップリンは幼い頃、貧しい生活の中、母親に空想(イメージ)する力をはぐくんでもらいます。笑う力を育んでもらいます。おわかりいただけるでしょう。人には、豊かな人生を創造する力があり、それを育むことが、豊かな人生を送ることに繋がるのだということを。随分長くなりました。マツタケダイスケさんのコンサートの話でした。マツタケさんの演奏がはじまり、徐々に皆さんの気持ちが聴こうとしたように、心が動きだして、はじめて耳の機能が育まれたり鍛えられたりし始めます。あなたの豊かな聴く力が、あなたの豊かな人生を創り出す事になるのだと思います。、、、それから、ピアノを実際に弾いてみたい人は、マツタケさんのピアノ教室へ。演奏できたほうがやっぱり楽しいですもの。小さな子どもさんも教えていただけるようです。(数寄和が額装させていただいた絵がお迎えするらしいですよ♪)ぜひ、コンサートへ、出掛けましょう。そして、感動してCDも手元におきましょう。ぜひ、美術館へ、ギャラリーへ、出掛けましょう。そして、感動して、絵を自分のいつも観る場所に飾ってください。数寄和大津は、もうすぐ森山知己展。DMにある竹に月。私の心も元気をもらえそうです。私の人生、豊かです。(A)
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